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2014年12月

2014年12月18日 (木)

ジョイスティックの修理

12月18日 晴れ

前から少し不調だったジョイスティックが、はっきりと異常になって使えなくなった。
Cyborg F.L.Y5 Flight Stick という製品だ。前にも2番のボタンが壊れて、極細のワイヤーを使って修理した。
今回、何も触らない中立状態でも右捻りが出力され続け、他の部分の反応も鈍くなった。
Joystickbreak2

捻り部分のセンサーは土台部分のはずなので、裏蓋を開けてみると、
Joystickbreak

中央の可変抵抗の真ん中の端子についていたはずの白いリード線が千切れていた。
どうしても動く部分に繋がる線なので、はんだ付けのところで切れたようだ。
再はんだ付けしてやると、出力は正常に戻った。

ジョイスティックが正常に戻ったところで、Oracle VirtualBox の MS-DOS6.20V 内の
Apache longbow 等を確認したが、やはり USBジョイスティック自体に反応が無かった。
DosBox ではちゃんと反応するので、VirtualBox での DOS のフライトゲームはダメという結論は変わらず。

2014年12月17日 (水)

Oracle VM VirtualBox で MS-DOS6.20v を実行しゲームを

12月17日 晴れ

VMware Player が音の問題で DOS のゲームには向かないと言うことが判明し、
VirtualBox についてもこれを確認することにした。
DOS のゲームには VirtualPC2007 は割と良好であることは確認済み。
Dosbox も良好であるが、使い方が、ちょっと・・・まあ D-Fend を使えばまあまあだが。

VirtualBox では今まで、windows 系や、ubunta を入れてテスト用に使ってきたが、DOS 系は使ってなかった。
先日、PC DOS4.00 を試しに入れて、消した事だけだ。

まず、VirtualBoxを起動し、新規から、OSタイプは Other
バージョンは DOS で。
メモリは起動するゲームしだいだが、16MB もあれば十分。
HDD は可変なので適当に。256MB もあればよいか。
Create を押して作成する。

設定から、ストレージ->フロッピーコントローラを追加、MS-DOS6.20v のインストールディスク1を割り当てる。
Vboxmsdos62v007

オーディオは SoundBlaster 16 であることを確認する。

ゲスト起動。HDDを確保して、フォーマットが行われる。
そのままの設定で、組み込み開始。
順次FDDを交換する。
FDDのマウントを解除して、再起動。

画面は黒く何もでない・・・
リセットすると、EMM386 のエラーメッセージが出るが、それが消えて、真っ黒に。
これは JDISP の不具合なので、起動FDDから始めて、config.sys を修正する。

EMM386.EXE の行に NOEMS を追加
JDISP.SYS の行に /HS=LC を追加
MSIME はとりあえず、コメント化。
Vboxmsdos62v037

autoexec.bat の SMARTDRV の行もコメント化。

リセットすると、エラー無く DOS/V モードで HDD から起動した。

今回ゲーム起動について検討するので、US モードの起動ファイルを使うことにする。

ホストの CPU 使用率が高いので、これを下げるために
MS-DOS 付属の POWER.EXE を組み込む。
(DOS/V モードだと EMM386 のエラーが出て止まるが、
US モードで、EMM386 を使わなければ大丈夫)

filer をコピーして、CD とマウスのドライバを入れる。
できるだけ HMA に組み込む。
Vboxmsdos62v043_2
Vboxmsdos62v045_3
Vboxmsdos62v047_2
US モードなので、EMM386 を使わなくてもフリーエリアが 561360bite あるのでまあまあ広い。
CPU 使用率もアイドル時はほぼ0%。


次にゲームに関して確認した。

*****************   Apache longbow   ******************

インストールCDをマウントして、US モードでインストール。
"CD":
install

インストーラが起動する。
インストール後、Apache longbow を起動。
設定画面になる。
Vboxmsdos62v061

サウンドカードを soundblaster 16 に
Address 220
Interrupt 5
DMA 1
Sound は Speech Music ともに選択
Effects は Full で
Controls は キーボードで

この設定だけで(Autoexec.bat で blaster の設定をしなくても)音楽、効果音、音声は鳴って、キーボードでゲームはできる。
Vboxmsdos62v063

Controls の Cyclic を Joystick にしても、ジョイスティックは反応しない。
DOS からは USB 機器自体を認識しないようなので、USBジョイスティックはだめのようだ。
キーボードを使うゲームならOKのようだが、フライトものは厳しいことがわかった。

結局、昔のフライトものゲームをするなら、DosBox か VirtualPC と言うことのようだ。


***************** Need for Speed *****************

ジョイスティックを使わないゲームとして、昔遊んだ、Need for Speed というレースゲームを試した。
インストールバッチを起動しても動かないので、フォルダを作って全ファイルをコピーする。
Autoexec.bat に
SET BLASTER=A220 I5 D1
を追加し、(無いと音が出ない)
nfssb.bat の方で起動すると、音楽、効果音ともに鳴ってゲーム可能。
Vboxmsdos62v069

ただコントロールをキーボードにすると Fキーで右回り ;キーで左回りになるので、
カーブでしょっちゅう逆に曲がってフェンスに当たる。
マウスに設定もできるが、反応がシビアでこれも操作が難しい。
昔、IBM aptiva の付録CD内にあったし、有名なゲームだが、この操作性の悪さのせいか、やりこんだ記憶は無い。
一応動くことは確認した。


****************** EpicPinball  ******************

以前 VirtualPC2007 でも試した、EpicPinball というピンボールを試してみた。

これも、フォルダを作って全ファイルをコピーする。
まず、setup.exe を実行。サウンドの設定にはいる。
SOUND BLASTER 16 は一覧に無いので、
SOUND BLASTER PRO を選択。
IRQ は 5
DMA は 1
PORT は 220H に設定。
EXIT,SAVE で終了。
(Autoexec.bat で blaster の設定をしなくてもOK)
PINBALL.EXE を起動する。
Vboxmsdos62v072

音楽、効果音ともに鳴ってゲームは起動するが、表示が速すぎて、ゲームできない。
また、ゲーム終了してDOS に戻る時にエラーが出て止まる。
VirtualPC2007 の MD-DOS に入れたときも同様に、速過ぎてできなかった事を思い出す。

*****************************************************

他にもいくつかピンボールやブロック崩しを試したが、できるゲームもあり、動かないゲームありであった。

一応設定すれば音は出るので、USBジョイスティックや、パッドを使わない一部のゲームなら可能という結論になった。

検証途中から、ジョイスティックの調子が悪くなっているのに気付く。
以前もわずかにあったが、三軸の捻りが、片側によってしまう傾向が悪化していた。
やはり、安めのものは耐久性に難があるようだ。

2014年12月 6日 (土)

VMwarePlayer に Windows95a をインストール

12月 6日 晴れ

最近、手に入れた Windows95a(osr1) の CD を使って、
VMwarePlayer にもインストールしてみた。

インストールに際しては、以下のサイトを参考にさせてもらった。
他にも同様の記事を載せたサイトがあり、真新しいことは無い。
自分用の覚書として記す。

itLifeTips アイティ生活工房 サイト内の
VMware Fusion 4にWindows 95をインストールする ページを参照した。

まず、VMwarePlayer を起動 
(使用したのはバージョン6.0.4 ホストは Windows7-64 )
新規仮想マシンの作成から
ディスク容量は2.0GB以下で作成。
CD-ROMでは起動できないので、
仮想マシン設定の編集からFDDを追加
CDの読める起動ディスクイメージをマウントする。
( Windows98 の起動ディスクや DOS のシステムディスクで CD のドライバの入ったもの)
仮想マシンの再生
起動FDDで起動し、
HDDの領域確保 FDISK
2.0GB までは OK なので、基本 MD-DOS 領域に最大サイズの割り当てで
再起動

フォーマットをする。

後でインストール CDの WIN95 フォルダが必要になることが多いので、HDD にコピーし、
それからインストールする。

MD C:\Win95
COPY ”CD”:\WIN95\*.* C:\WIN95
C:\WIN95\SETUP.EXE
を実行する。

プロダクト ID には Aptiva の ID を入力。まあ同時には使わないし試験運用のみなので
OK だろう?

コンピュータの調査では
サウンド、・・
ネットワーク
ともにチェック

通信オプションはチェックしない

起動ディスク作成画面では
作成する場合は
フロッピー設定からイメージファイルを新たに作成ボタンでファイル名指定してから
->はい で
( VMwarePlayer では flp 形式ファイルだけだがその場でフロッピーイメージを新規作成できる。)
Vmwpwin95aj032

作成した起動ディスクは切断せず OK を押す
ファイルのコピーが始まる。
コピー完了後
再起動 (Aドライブから)
EDIT C:\CONFIG.SYS
2行目の[RAM]を[NOEMS]に修正する。
Vmwpwin95aj037

フロッピードライブの起動ディスクイメージを起動時に接続のチェックを消して、
再起動。

コンピュータ名
ワークグループ
を入力

ネットワークの設定タブ
追加
プロトコール
追加
Microsoft TCP/IP で OK
Vmwpwin95aj043

ファイルとプリンタの共有ダイアログで
ファイルを共有できるようにするにチェックを入れる。
閉じる

タイムゾーン
プリンタはとりあえずキャンセルで
セットアップ終了して
再起動
ユーザー名
パスワード
入力してOK
最終設定
デスクトップ表示
(まだ起動音は出ない)


VMware Toolsをインストールする。
Player -> 管理->VMware Toolsのインストール を選択してもエラーになるので
Vmwpwin95aj053

VMware Tools のプログラムを個別に実行する。
その前にファイルの拡張子を表示する設定になおしておく。

エクスプローラで表示->オプション->すべてのファイルを表示
登録されているファイルの拡張子は表示するに変更しておく
Vmwpwin95aj049

仮想マシンの設定からCD/DVDのISO イメージを
ホストの C:\Program Files(x86)\VMware\VMware Player\winPre2k.iso
に指定する。
接続するとVMware Tools のインストーラが自動起動してエラーになるので閉じる。

エクスプローラでCD-ROMドライブを開く
instmsia.exe を実行、「Windowsインストーラ」をインストール。
Vmwpwin95aj061
VMware Tools.msi を実行し、「VMware Tools」をインストール。

インストール途中での「Warning 25010」ダイアログでは、Yesをクリック。
「HTML Help 1.31 Update」ダイアログでは、OKをクリック。
「Warning 25009」ダイアログでは、OKをクリック。
「SVGAドライバを自動インストールできませんでした。・・・」ダイアログで、OKをクリック。
「Installation Wizard Completed」画面でFinishをクリック。
勝手にまた VMware Tools のインストーラが自動起動してエラーになるので閉じる。
再起動。

自動でインストールできなかった VMware 用グラフィックドライバー(VMware SVGA II)をインストールする。

デバイスマネージャを開き、

その他のデバイスのPCI VGA-Compatible Display Adapterをクリックし、プロパティ。

PCI VGA-Compatible Display Adapterのプロパティ画面でドライバタグを開く。
ドライバの変更をクリック。
ハードウェアの種類の選択でディスプレイアダプタを選択しOKをクリック。
デバイスの選択でディスク使用をクリック。
フロッピーディスクからのインストールダイアログで、
C:\progra~1\vmware\vmware~1\drivers\video\vmx_svga.infを選択
Vmwpwin95aj074
フロッピーディスクからのインストールダイアログのOKをクリック。
デバイスの選択でVMware SVGA IIの表示を確認しOKをクリック。

PCI VGA-Compatible Display Adapterのプロパティ画面のOKをクリック。
システム設定の変更ダイアログではいをクリックして再起動。
Vmwpwin95aj079
デバイスマネージャーのディスプレイアダプタからスタンダードディスプレイアダプタ(VGA)を選択し、削除をクリック。
デバイス削除の確認のOKをクリック。
システム設定の変更ダイヤログではいをクリックして再起動。

デスクトップ画面で右クリックし、画面プロパティ。
ディスプレイの詳細を開く。
ディスプレイの変更をクリック。
ディスプレイの種類の変更ボタンをクリック。
ディスクの選択ダイアログでモデルとしてプラグアンドプレイモニター(VESA DDC)を選択。
ディスプレイの変更ダイアログの閉じるをクリック。
デスクトップ領域 カラーパレット を変更して
画面プロパティ画面のOKをクリック。
再起動。

画面サイズが変更できた。

次にサウンド対策

サウンドドライバ ensw9xup.exe を下記サイトからダウンロードする。

Creative Media (Japan) : Customer Support - Drivers & more for all your Creative products

VMware Tools が既にインストールされてるので、デスクトップにファイルをドロップすればファイルが渡せる。DOS と違って楽!!
ダウンロードした ensw9xup.exe をVMware の画面にドロップし、自己解凍し、Setupex.exe を実行してサウンドドライバをインストールする。
ダイヤログがでるが OK を数回クリック

Windows95 のCD要求
C:\WIN95 を指定してやればよい
Vmwpwin95aj088

Vmwpwin95aj091
再起動は後回し

下記サイトから eapci2m.ecw をダウンロードする。

Ectiva サイトの Products-EV1938 ページ

ダウンロードした eapci2m.ecw を、\windows\systemフォルダにコピー。
Vmwpwin95aj095

再起動。

懐かしい起動音がでてエラー表示もなし。



次に DirectX-8.0a をインストールする。
これも Windows95 で使えるのはこのバージョンまでらしい。
下記サイト等からダウンロード

http://www.falconfly.de/directx.htm

DirectX-80.zip を解凍してできたフォルダをデスクトップにドロップ
Vmwpwin95aj097
dxsetup.exe を起動
再起動

Vmwpwin95aj099
\windows\system フォルダ内の dxdiag.exe で確認
DirectX8.0 になった。
(VirtualPC2007 のようなブルースクリーンは出ない)

これで今更ゲームはしないと思うが・・・


次にブラウザであるが Windows95 で使えるのは Internet Explorer  5.5 までのようなので

Internet Explorer 5.5 日本語版ダウンロードページ(oyasu.info さん)

から
IE5.5 インストーラ共通ファイル-メイン
IE5.5 Windows 95 / 98向けファイル-メイン
をダウンロード
解凍する。
フォルダごとドロップ
Vmwpwin95aj101
Ie5setup.exe
再起動。

InternetExplorer を起動すると接続ウィザードが始まる
自宅LANの指定でそのまま InternetExplorer が起動できる。
(仮想マシンのネットワークアダプタは共有ネットワーク NAT のままだ。)


普段使っている Firefox のインストール

FirefoxではWin95は対応OSとなっていないが、Firefox 1.5.0.x までは何とか 動作する
Firefoxの設定メモ - Amenti より)
との事なので、

OLDVERSION.com から
http://www.oldversion.com/windows/mozilla-firefox-1-5-0-12
Mozilla Firefox 1.5.0.12 をダウンロード

デスクトップにドロップして起動
Firefox をインストール
最後にエラーが出るのは VirtualPC と同じ、インストールはできている。
エラーは閉じるをクリック

Firefox を起動
メニュー表示が英語なので

softelメモ [Firefox] 英語版Firefoxを日本語化する方法 を参照して日本語化した。

http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/[Firefoxのバージョン]/win32/xpi/ja.xpi

から Japanese Language Pack をインストール。

Firefox を再起動して about:config をアドレス欄にいれ
Vmwpwin95aj108
general.useragent.locale 行でダブルクリック
ja に変更する
Firefox を再起動するとメニューが日本語になる


昔はOSのインストールはすごく手間がかかり、実機なので読み込みも遅いし、
OSの変更の途中でトラブルと、本や雑誌を参考にしたりして大変だった。
ブロードバンド回線も無く。電話回線で従量制だったので、自由に検索なんてできず。

最近はネットで情報がすぐ検索できて、こういうマイナーな事柄でも、個人のブログ等で紹介され、
いちいち自分で覚書を記録しなくてもいいのかもしれない・・・

2014年12月 3日 (水)

秋ジャガイモを収穫

12月3日 晴れ

ジャガイモの葉が枯れかけてきたので収穫した。
2014120313153000

3株だけなので、作業はすぐ終了である。

2014120313595300

小さいイモは無く、やや大きめの手ごろなサイズであった。
割れた跡のあるイモもあったが、虫害はわずかであった。掘っても、ネキリムシは出てこなかった。

アスパラの葉も黄色くなっていたので、地上部を切除した。
あと、タマネギはあるが、収穫は来春で、今はすることは無い。

これで今年の作業は終了である。

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