ハワイ島に行く
8月20日 曇り
お盆休みにハワイ島に行ってきた。
子供たちは就職して休みが合わなかったので、夫婦だけの海外旅行であり、新婚旅行以来であった。
ハワイ島には昔一度行って、まだ熱い溶岩の上を子供たちと歩くツアーに参加し、割れ目から赤い溶岩をのぞいたりしたが、
最近は溶岩流の位置が遠くなってそういうツアーは余り無いそうだ。
今回の目的は、マウナケア山頂のサンセットツアーに参加して、星野写真を撮ること。
昼頃ホテルからツアーの車に揺られて、途中数か所休憩しつつ徐々に高地に体を慣らす。
夕方オニズカビジターセンター(標高2800m)で休憩中、しゃがんで剣草の写真を撮り立ち上がった時「クラッ」としたが、
それ以外は大丈夫だった。
平地いるときはマウナケアの山頂に雲があったが、登ると山頂は快晴であった。
見下ろすと下のほうに少し雲がある程度。上には何もなし。
そのまま散策したり写真を撮ったりしてサンセットを迎えた。
日没後はオニズカビジターセンターまで下りずに、山頂から少し降りた道路わきで、星空観測となった(おそらく3500m位)。
ガイドさんは望遠鏡を設置して、いろいろ見せたり、説明してたようであるが、一人だけ少し離れた場所に移動して
急いで三脚を設置して、撮影を始めた。
初めはまだ、西の空は空が明るかったが、徐々に真っ暗になった。
そこは南から西側に開けた場所で、まだ少し明るいうちの写真では、はるか下の麓の方は雲に覆われていた。
撮影データ:2017:08:17 19:49(ハワイ時間)
Canon EOS M3 ISO3200 標準ズーム15mm F3.5 露光時間13s
(元のデータは4000X6000pixel ブログ用にリサイズ)
まだ少し明るい西寄りの空なので、露光時間は短め。
人工衛星と、木星、スピカ、アークトゥルス、てんびん座やへび座が写っている。
真北側はガイドさんたちの明かりがあったので撮ってないが、北東側では、
撮影条件は同じ、但し露光時間15s
ガイドさんの明かりが少し入ってるが、また人工衛星の軌跡も写っている。
マウナケアの山頂側なのでやや上方向きだが、夏の大三角が日本と違ってやや北寄りの空に見られる。
撮影条件は同じ、但し露光時間30s
最も天の川が濃い方向。土星やアンタレス、みなみのかんむり座、いて座など。
遠くマウナロアの黒い山体の左にキラウエア火口が肉眼では判らなかったが写真撮ると赤く写っていた。
撮影時間は45分くらいだったが、だんだん寒さで手がかじかんできた。
ガイドさんが言うには、今回は快晴で、風もほとんどなく最高の条件だったらしい。
子供のころから星の写真は撮りたかったのだが、当時はカメラも高く、お金も行動力もなく、
そのうち仕事の忙しさに忘れていた。
今回長年の夢がかない、十分堪能できた。
« またエアコンの水漏れを修理 | トップページ | 雑草が元気 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント