イタリア旅行 前半
8月12日から14日
夏休みを利用して、イタリアに旅行してきた。
初めてのヨーロッパのため、添乗員付きのツアーで行くことにした。また、長時間なので、初めてプレエコに乗ることにした。
添乗員付きは、もう30年以上前の新婚旅行でオーストラリアに行った時以来だった。
成田からはアリタリア航空でローマまで行き国内線に乗り継いでベネチアに入った。
機内の飛行経路を見ていると、まず北上してから北西方向、ほとんどロシアの上空を通ってからウクライナ、
オーストリア等を通過してローマに達した。
今までもっと北極に近い方を通るのかと思っていたが、後で地図を見てみるとこれが大圏航路なのだと知った。約13時間。
ちなみに帰国便はもっと南のコースを進み最後中国から韓国を横切って帰国した。
復路は距離的には往路より長そうだが、ジェット気流に乗って12時間かからず到着した。
座席はプレエコなのでやや広いし、リクライニングしても後席には影響しない構造になってた。
前後の幅もあるので、ずり落ちるように寝ても、前席に膝が当たってしまうことはない。
ただすぐ前方に見えたビジネスの椅子のようにフラットにはならないので、斜めに寝るしかない。
まあエコノミーよりはずっと快適なのは確かだ。
また最初からクッションと毛布のセットがビニールパックでシートに置いてあり、アメニティの入ったポーチも配られた。
ヴェネツィアに着いたのは夜になってからで、水上タクシーに分乗しその後静かな町を歩いてホテルに入った。
8月13日
朝7時、教会の鐘の音に気付く。洋風の街並みに合っていて、いい感じだった。
午前中は徒歩で市内観光。
サンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿内からためいき橋を通って牢獄側を見学し、サンマルコ寺院、
ガラス工房でガラス細工のデモを見学した後、ゴンドラに分乗した。
ゴンドリエーレは他のゴンドリエーレと何か世間話のように話しているだけで歌うことはなかった。
まあイタリア語で観光案内されても通じないが・・・
その後、リアルト橋を見学し、すぐそばのDFSの屋上に出た。
天気も良くて、大運河やヴェネツィアの街が一望できた。
昼食後は自由行動だったので、サンマルコ広場の大鐘楼に登ることにした。
鐘楼からはヴェネツィアの街が一望でき更に、周囲の島々も見渡せた。
一部の宮殿や教会以外はすべてレンガ色の屋根で統一されていて、美しい。
夕食後は夜の街を散策。
8月14日
午前中はフィレンツェにバスで移動。
ミケランジェロ広場で街の全景を見た後、バッソ要塞近くでバスを降りる。あとは徒歩で市内観光。
ヴェネツィアは物理的にバスや車が街中に入れなかったが、
フィレンツェやローマは規則で大型バスの街中への乗り入れを規制しているらしい。
また路駐が多く見られたが、地下を掘るとどこでも遺跡なので駐車場がなかなか作れないらしい。
路面電車が多く地下鉄が見られないのも同じ理由か?
石畳の道を進むと、まずドゥオモ(花の聖母寺)や白い八角形の洗礼堂に着いた。
洗礼堂の裏に回ると金の天国の門などを見学した。
またベッキオ宮殿まで歩く。
入口には複製だけど有名なダビデ像やメドゥーサの頭を持つペルセウス像などがある。
隣のウフィツィ美術館も入館待ちの人が並んでいたが、ツアーで事前に入場券が手配されているので、
それほど待たずに入れた。
中は多量の美術品があるが、時間もないので、超有名どころをガイドさんに案内してもらう。
ボッティチェリのヴィーナスの誕生
ボッティチェッリの春(プリマヴェーラ)
ピエロ・デッラ・フランチェスカのウルビーノ公夫妻の肖像
サンドロ・ボッティチェリの東方三博士の礼拝
レオナルド・ダ・ヴィンチのキリストの洗礼
レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知
レオナルド・ダ・ヴィンチの東方三博士の礼拝
等を見てまわった。いずれも美術の教科書などで見覚えがある。
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