弘前の桜
4月20日 千葉小雨、青森曇りのち晴れ
3年ぶりにまた弘前公園に桜を見に行った。
2月末頃に桜開花の予報を調べて、この辺だろうと予想して、旅行の予約をしておいた。
羽田空港内駐車場は予約が取れなかったが、連休でもないし、羽田空港出発が10時過ぎだったので、
早めに行けばどこか停められるだろうと思っていた。
8時ごろに空港内駐車場入口に着くと、90分待ちと言われ、大パニック。
本当に90分で停められればぎりぎり間に合うが、延びればアウトである。
駐車場待ちの列から出て、邪魔にならなそうなところで車を停めて駐車場を電話で探す。
フライトパーキングという所が通じたのでそこに頼んだ。
2階の出発ロビー前での車の受け渡しとの事で、料金は割高だったがやむを得ない。
空港内駐車場の一部が工事していて、停められる台数が減っているとの事だ。
11時20分青森着。
ロビーを出てすぐ横のトヨタレンタカーで車を借りる。今回も Roomy だった。確か伊勢も Roomy だったような。
まず弘前公園に向かう。途中かなり渋滞していたがなんとか津軽藩ねぶた村の駐車場に停められた。
外堀周辺の桜は花筏が始まっていたが、まだ満開と言えた。
城内の桜はまさに満開だった。
城内は人込みで真っ直ぐ歩けないほどで、ほとんどの屋台も購入に行列ができていた。
コロナの3年前も人出はあったが、今回は段違いであった。
天守閣や岩木山との景色も絵になった。
西濠にはたくさんのボートが出ており、周り中が満開の桜だった。
一旦弘前駅近くのホテルにチェックインした後、近くの魚民で夕食。
弘前駅から弘前公園までシャトルバスが出ているので、乗ったのだが、花見渋滞でなかなか進まない。
徒歩なら30分位、空いてればバスで恐らく10分位の所なのに、70分位かかった。
路線バスなら途中で降りて歩けるのだが、直通のシャトルバスなので途中下車もできず、満員バスで立ってて疲れた。
夜も混んでた。
3年前は公園内の一部しかライトアップされず、21時までだったが、今回は盛大にライトアップされ、22時半までらしい。
天守閣も昼間とはまた異なる幻想的な感じ。昼間の風が収まって西濠が鏡のようになっていて、桜を映していた。
皆が撮っていたのでハートマークを撮影した。
帰りはもうバスが無かったので、タクシーで弘前駅まで。
ついでにオブジェを撮影。
4月21日 晴れ
渋滞にはまらないように朝早くから出て、旧弘前市立図書館に行く。それでも多少渋滞だった。
ここは弘前公園の隣なので昨日ついでに行っとくべきだった。
隣に弘前市内のいろいろな古い建物のミニチュアを展示していたが、一部は朽ちていた。右はミニチュアの旧弘前市立図書館。
弘前レンガ倉庫美術館に行った。
入り口近くの巨大な白い犬の像が有名らしい。
市内を離れて岩木山神社に向かった。
入り口から正面に岩木山の山頂を望める。
石の鳥居や朱塗りの木の鳥居や彫刻のある山門をくぐって拝殿に向かった。
境内にはところどころ雪が残っていた。
岩木山山麓をドライブして鶴の舞橋という所に行った。
廻堰大溜池に掛かる日本一長い3連の木造の橋だが湖畔の公園も桜が満開だった。
最後に前回時間切れで入れなかった三内丸山遺跡に行った。
広くてのどかな所に竪穴式や高床の建物が復元されていた。
有名な6本柱の建物も復元されていたが用途が不明なためか屋根なしだった。
観光客は復元された柱の周りで写真を撮っていたが、ドームの中に本物の遺跡を見に入る人はほとんどいなかった。
ついでに隣に青森県立美術館があったので寄ってみた。
巨大な4枚のシャガールの絵は圧巻だったが、他の階の展示は微妙だった。
奈良美智の「あおもり犬」
弘前レンガ美術館の犬の像と同じ作者のようだ。
最後にここの駐車場の桜。
何処に行っても満開の桜で最高だった。