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2024年5月19日 (日)

島根県に行く

 5月17日 快晴
 
 
仕事のついでに島根県を廻ってきた。
前回羽田空港の駐車場で苦労したので、今回は「つばさパーキング」を予約した。
アクアラインからだと空港を通り過ぎて京浜島まで行って、また送ってもらうので、
ちょっと時間のロスだが、空港の駐車場に入れずにイライラするよりはよい。

出雲空港までは約1時間半。宍道湖に滑るように降りてきて着陸である。
空港のレンタカーを借りて出発した。

今回最も遠い目的地の石見銀山を目指す。
レンタカー会社の人に聞いたところ、最近高速が開通したので無料区間もあるし、ぜひ利用してとの事だった。
ところが高速の入り口につくと、通行止めで、皆Uターンさせられていた。
恐らく昨日までの荒天で通行止めになったのかも。
更にリサーチ不足だったが、石見銀山は車が規制されていて、駐車場から銀山の入り口まで2キロくらい歩くらしい。
今回は断念した。

高速入り口のそばに、道の駅キララ多伎があったので、昼食にした。
前は日本海の海岸で見晴らしがよかった。
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奥さんの海鮮丼と私のシラス丼。
シラスの具がたくさん入っていておいしかった。ちょっと量が多かったが・・・

出雲大社は明日の朝に行くとして、ホテルに直行するには早いので、須佐神社と立久恵狭に行ってみた。
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須佐神社は須佐之男命を祭っている。人出は疎らだった。
立久恵狭も渓谷沿いの細い道をずっと走っていくと、旅館がいくつかある所に出た。
対岸の頂上に岩が出ていてつり橋と散歩コースがあるようだ。
景色はよいので、写真を撮ってから出雲大社に向かう。
出雲大社の参拝は明日の朝の予定で、門前のお店を散策した。妻が御朱印帳などを購入した。
白い大きな一の鳥居は橋の工事中で通れなかった。
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ホテルは「界出雲」に泊まった。
日御碕灯台のそばのホテルで崖まで行くと、雲が無く夕日が水平線に沈むところが綺麗に見れた。
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夜にホテルのホールで国譲りの神楽舞をやっていた。
古事記の解説書を昔読んだことがあるので、大体の話は知っていた。昔の権力闘争を神話にしたのだろうと思う。


5月18日 晴れ
 
翌朝は早起きしてホテルの東側のラウンジから日の出を見た。
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水平線への日の入りと日の出が両方見れたのは、なんと幸運なことだろう。

今日は近くの日御碕神社の参拝から開始した。
海岸方向にも鳥居があり、海岸には海鳥の群れている島があった。
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出雲大社の参拝は稲佐の浜で砂を袋に詰めることから始めた。社のある岩の周りで皆砂を拾っていた。
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昨日も車を停めた勢溜の駐車場近くの二の鳥居から入る。境内には何か所かウサギの像があった。
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拝殿に大きなしめ縄があったが、思ってたほど大きくなかった。
実は有名な大しめ縄は神楽殿だった。と後で気付いた。
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拝殿の横を通って八足門から本殿に向かってお参りした。出雲は二礼四拍手一礼と独特な参拝方法らしい。
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八足門の石段前にはミッキーのような三本の支柱の跡のマークがあるので撮影した。

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更に裏に廻って素鷲社にもお参りしてから裏側に廻って、持ってきた砂と箱に入っている砂を交換した。

境内を一周して神楽殿に行くと、本当の大しめ縄があった。
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一通りお参りしたので勢溜から外に出て歩くこと5分、出雲そばで有名な荒木屋に着いた。
昼時だし、有名店なので、しばし店前の椅子で待ってから入店した。
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シンプルな日本そばで三段の椀に次々と付け汁をかけて食べた。とても美味しかった。

午後は近くの安子神社に行った。カーナビで探して向かったが、細い道を入りようやく駐車場の小さな看板を見つけた。
神社自体も小さな人気の少ない神社だった。
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娘夫婦の子宝を願った。

次の目的地は足立美術館。
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後ろの山を借景した日本庭園は管理が行き届いていて、確かに素晴らしかった。
収蔵作品は主に横山大観だが、美術に造詣が深くない身には、超有名作品以外は微妙だった。

また宍道湖畔に戻って今日の宿「なにわ一水」に到着した。
廊下が畳だったり、部屋に各サイズの浴衣が揃っていたりとサービスが行き届いた宿だった。
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部屋のテラスに露天風呂があり、宍道湖が一望できた。
宍道湖に沈む夕日も撮影しようとしたが、この時期は対岸側から見る必要があるし、微妙に雲があるので断念した。


5月19日 曇り
 
朝食後まず、すぐ近くの松江城に向かった。
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ここも現存12天守のうちの一つだ。
彦根城、姫路城、丸亀城、弘前城は行ったことがあるので、これで5つ目だ。
内部の階段は急で狭く、内部は古びていて、いい感じだった。

隣の松江神社にもお参りして、興雲閣を撮影。
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お城の前に戻ると足元にカラフルなマンホールがあった。
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次に出雲大社と対になる美保神社という恵比寿様の社に向かった。
島根県の東の先端の岬にある。
ここも神社の前まで行くと駐車場が無く、少し戻ったわかりにくい所に駐車場がある。
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ここの社も割と大きいしめ縄があった。

帰りは鳥取県側に渡って境港の水木しげるロードに寄ってみた。
小さい妖怪の像がいろいろ置いてあるが、最近のアニメのキャラクターなのかよくわからない。
50年位前の子供の頃に見たきりなので、鬼太郎とネズミ男等数名しかわからない。
わかるのだけ撮影した。
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ここは下水のふたもゲゲゲだった。
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記念館は外からガラス越しに撮影した。
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あとは高速に乗って出雲空港に戻り、おみあげを買い足して帰宅した。
古事記の世界を訪ねられて有意義だった。

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