フランス旅行(後編)
8月18日 晴れ
目が覚めるとちょうど日の出だった。朝焼けの中に飛行機雲がたくさん見えた。
今日は終日フリータイムだ。
朝食バイキング後に、近くのバス停からバスに乗って、エトワール凱旋門に向かった。
事前に携帯に入れておいたアプリで、バスの券を購入してあったが、初めて使うので、不安だったが大丈夫だった。
凱旋門の周りは車道で通れないので、地下の通路を通っていく。


外で写真を撮り、中に入って登ろうとしたのだが、知らなかったのだが実は10時から入れるらしく、まだ開いてなかった。
30分ほど時間があり、チケットをまだ買ってなかったので、携帯で、Tiqets のサイトから入場券を購入しておいた。
セキュリティの入り口に列ができ始めたので、すぐ並び、QRコード見せてすぐ入場できた。
入ると直ぐに螺旋階段で、これがなかなかキツイ。
途中休めるところがほとんどないし、休むと後ろから追いついてくるので。
ピサの斜塔ほどは狭くないし、石段がすり減ったり、斜めに傾いたりはしていないが・・・
螺旋階段の上は短い直線階段で、通路のような場所に出た。内部はこういう構造だったのだ。
更に階段を上がると大きなホールのような場所に出て、売店やトイレ、凱旋門の模型などが展示してあった。
もう一回階段を上がって屋上に出た。
シャンゼリゼ通りとエッフェル塔。
凱旋門に通じてる12本の道の写真を撮った。良い天気で、パリが一望できた。
下りは螺旋階段も余裕であった。
その後、シャンゼリゼ通りを歩いて散策した。
ルイビトンの本店と建設中のヴィトンのスーツケース型のビル。
途中までは歩いたのだが、時間が無くなってきたので、メトロに乗ってルーブル美術館に向かった。
Palais Royal - Musée du Louvre駅(ルーブルのRichelieu翼の所)で下車して、階段で地上に出た瞬間に、白人の女性から声を掛けられた。
何言ってるのかまるで分らないので、ほぼ止まらずそのまま無視して歩いたのだが、
肩に斜めがけしたカバンの更に内側で首から掛けてた小さい貴重品カバンと腹の間に男が手を突っ込んでいた。
「ぎゃー、がー」という感じの大声をあげてすぐ身を引いた。
「スリ、スリ」と言いながら、連れと現場を離れると、女1人と男2人が足早に逃げていった。
カバンを見るとパスポートだけ入れてた場所のファスナーが3分の1程開いてたが、盗まれたものはなかった。
危ない所だった!!
やはり観光名所は危ないようだ。
それにしても、夏の薄着の腹に密着してるカバンの所に手を突っ込んで気が付かないと思っているのか?
女に見とれていればそうなのかもしてないが、こちらは女を無視して歩き続けているのに・・・
気を取り直して、時間も迫っているので、ルーブルのピラミッド広場に入った。
予約時間30分ごとにゲートの列ができていたので並んだ。
チケットは事前にKKdayで購入してあった。
入場すると、まず地下二階の広場で荷物をロッカーに預けた。
館内案内は以前はあったらしいが日本語版が無かったので一応英語版をもらった。
もう午後だし、一番混むDENON翼のモナリザをまず目指そうとしたのだが、いきなりDENON翼が入場制限されていた。
直接行けないので、SULLY翼から回ることにした。
SULLY翼の―1階から更に0階に行って、ミロのビーナスを見た。
0階からもDENON翼には入れず、更に階段を上がって、1階のギリシャのいつか教科書などで見たような壺(EUPHRONIOS KRATER)を見た。
そこからようやくDENON翼側に廻れたので、サモトラケのニケを見てから、ルネサンス期の絵画方面に進む。
その後アポロンのギャラリーに入り、
ルイ15世の冠や大きなダイヤを見た。
モナ・リザと思い進んだが、部屋は大混雑で絵の前は全く動かない。
それでもじっと並んで30分位か、ようやくすぐ前にまで進んで写真を何枚かとった。
それにしても、中国人なのか、韓国人なのか、後ろにたくさん並んでいても全く気にせず、
絵の前で何分も何十ポーズも自撮り写真や動画を撮るのは、民族性の違いなのか、迷惑な話だ。
その後、自由の女神やナポレオンの戴冠式を鑑賞した。言われていたように、ヴェルサイユ宮殿の絵よりもきれいな印象だった。
廻ってない所もあるが、有名どころは鑑賞したので、また地下2階の広場から手荷物を回収して、退室した。
出口から地下街を通ると、スタバがあり、軽食を買って昼食代わりにした。
まだ時間があったので、バスでコンコルド広場に行った。
マリーアントワネットの処刑碑は名前くらいしか読めないが一応記録。
夜はナイトツアーがあるので、またホテル近くのモノプリで夕食とおみあげ等を買い物してからホテルに帰った。
ナイトツアーはウトウトしてまた少し遅刻した。
透明屋根付きの2階建てバスだった。
ノートルダム大聖堂 ルーブル美術館
ムーランルージュ
エトワール凱旋門 エッフェル塔
他数か所案内された。オペラ座は改修中で、外側は絵付きの外囲いが張り付けてあった。
8月19日 晴れ
今日も午前はフリーなので、モンマルトルに向かった。
調べると、メトロだと丘のふもとまでで、坂を登らないと寺院に行けない。
バスなら乗り換えが必要だが、教会のすぐ前まで連れて行ってくれるのでバスにした。
ハワイのバス同様、すぐの乗り換えには料金が掛からないらしい。
初めて連結のバスに乗った。
バスだとサクレクール寺院のすぐ前に着いた。
たくさんの綺麗なステンドグラスがあった。椅子にしばらく座っていたら、修道女さんが小さい紙片を配ってきた。
そのうち讃美歌が始まってミサが始まった。
讃美歌はビデオに撮らせてもらった。
帰りは徒歩でおみあげもの屋を物色しつつ坂を下った。
ホテルに帰着後、もう部屋には入れないので、近くのバーガー屋(junk)でセットを買って、セーヌ川岸でのんびり昼食にした。
川の中州又は橋げたの所の自由の女神像を見ながら、川岸に座ってのんびりランチを食べた。
ホテルに集合して、バスで空港(CDG)へ向かった。
空港内はツアーガイドがいるので迷わないですんだ。
また、スターアライアンスのラウンジで寛いでから搭乗した。
滑走路に向かう途中で展示されたコンコルドの機体があったので撮影した。
帰りはまた14時間以上乗るのかと思うと憂鬱だが、寝たり起きたり、機内食食べたりしてるうちに、ようやく日本が近づいた。
復路は、南回りだったようだ。
飛行機とバスの移動時間が長くて色々疲れたが、貴重な経験ができてよかった。
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