VMwarePlayer

2014年12月 6日 (土)

VMwarePlayer に Windows95a をインストール

12月 6日 晴れ

最近、手に入れた Windows95a(osr1) の CD を使って、
VMwarePlayer にもインストールしてみた。

インストールに際しては、以下のサイトを参考にさせてもらった。
他にも同様の記事を載せたサイトがあり、真新しいことは無い。
自分用の覚書として記す。

itLifeTips アイティ生活工房 サイト内の
VMware Fusion 4にWindows 95をインストールする ページを参照した。

まず、VMwarePlayer を起動 
(使用したのはバージョン6.0.4 ホストは Windows7-64 )
新規仮想マシンの作成から
ディスク容量は2.0GB以下で作成。
CD-ROMでは起動できないので、
仮想マシン設定の編集からFDDを追加
CDの読める起動ディスクイメージをマウントする。
( Windows98 の起動ディスクや DOS のシステムディスクで CD のドライバの入ったもの)
仮想マシンの再生
起動FDDで起動し、
HDDの領域確保 FDISK
2.0GB までは OK なので、基本 MD-DOS 領域に最大サイズの割り当てで
再起動

フォーマットをする。

後でインストール CDの WIN95 フォルダが必要になることが多いので、HDD にコピーし、
それからインストールする。

MD C:\Win95
COPY ”CD”:\WIN95\*.* C:\WIN95
C:\WIN95\SETUP.EXE
を実行する。

プロダクト ID には Aptiva の ID を入力。まあ同時には使わないし試験運用のみなので
OK だろう?

コンピュータの調査では
サウンド、・・
ネットワーク
ともにチェック

通信オプションはチェックしない

起動ディスク作成画面では
作成する場合は
フロッピー設定からイメージファイルを新たに作成ボタンでファイル名指定してから
->はい で
( VMwarePlayer では flp 形式ファイルだけだがその場でフロッピーイメージを新規作成できる。)
Vmwpwin95aj032

作成した起動ディスクは切断せず OK を押す
ファイルのコピーが始まる。
コピー完了後
再起動 (Aドライブから)
EDIT C:\CONFIG.SYS
2行目の[RAM]を[NOEMS]に修正する。
Vmwpwin95aj037

フロッピードライブの起動ディスクイメージを起動時に接続のチェックを消して、
再起動。

コンピュータ名
ワークグループ
を入力

ネットワークの設定タブ
追加
プロトコール
追加
Microsoft TCP/IP で OK
Vmwpwin95aj043

ファイルとプリンタの共有ダイアログで
ファイルを共有できるようにするにチェックを入れる。
閉じる

タイムゾーン
プリンタはとりあえずキャンセルで
セットアップ終了して
再起動
ユーザー名
パスワード
入力してOK
最終設定
デスクトップ表示
(まだ起動音は出ない)


VMware Toolsをインストールする。
Player -> 管理->VMware Toolsのインストール を選択してもエラーになるので
Vmwpwin95aj053

VMware Tools のプログラムを個別に実行する。
その前にファイルの拡張子を表示する設定になおしておく。

エクスプローラで表示->オプション->すべてのファイルを表示
登録されているファイルの拡張子は表示するに変更しておく
Vmwpwin95aj049

仮想マシンの設定からCD/DVDのISO イメージを
ホストの C:\Program Files(x86)\VMware\VMware Player\winPre2k.iso
に指定する。
接続するとVMware Tools のインストーラが自動起動してエラーになるので閉じる。

エクスプローラでCD-ROMドライブを開く
instmsia.exe を実行、「Windowsインストーラ」をインストール。
Vmwpwin95aj061
VMware Tools.msi を実行し、「VMware Tools」をインストール。

インストール途中での「Warning 25010」ダイアログでは、Yesをクリック。
「HTML Help 1.31 Update」ダイアログでは、OKをクリック。
「Warning 25009」ダイアログでは、OKをクリック。
「SVGAドライバを自動インストールできませんでした。・・・」ダイアログで、OKをクリック。
「Installation Wizard Completed」画面でFinishをクリック。
勝手にまた VMware Tools のインストーラが自動起動してエラーになるので閉じる。
再起動。

自動でインストールできなかった VMware 用グラフィックドライバー(VMware SVGA II)をインストールする。

デバイスマネージャを開き、

その他のデバイスのPCI VGA-Compatible Display Adapterをクリックし、プロパティ。

PCI VGA-Compatible Display Adapterのプロパティ画面でドライバタグを開く。
ドライバの変更をクリック。
ハードウェアの種類の選択でディスプレイアダプタを選択しOKをクリック。
デバイスの選択でディスク使用をクリック。
フロッピーディスクからのインストールダイアログで、
C:\progra~1\vmware\vmware~1\drivers\video\vmx_svga.infを選択
Vmwpwin95aj074
フロッピーディスクからのインストールダイアログのOKをクリック。
デバイスの選択でVMware SVGA IIの表示を確認しOKをクリック。

PCI VGA-Compatible Display Adapterのプロパティ画面のOKをクリック。
システム設定の変更ダイアログではいをクリックして再起動。
Vmwpwin95aj079
デバイスマネージャーのディスプレイアダプタからスタンダードディスプレイアダプタ(VGA)を選択し、削除をクリック。
デバイス削除の確認のOKをクリック。
システム設定の変更ダイヤログではいをクリックして再起動。

デスクトップ画面で右クリックし、画面プロパティ。
ディスプレイの詳細を開く。
ディスプレイの変更をクリック。
ディスプレイの種類の変更ボタンをクリック。
ディスクの選択ダイアログでモデルとしてプラグアンドプレイモニター(VESA DDC)を選択。
ディスプレイの変更ダイアログの閉じるをクリック。
デスクトップ領域 カラーパレット を変更して
画面プロパティ画面のOKをクリック。
再起動。

画面サイズが変更できた。

次にサウンド対策

サウンドドライバ ensw9xup.exe を下記サイトからダウンロードする。

Creative Media (Japan) : Customer Support - Drivers & more for all your Creative products

VMware Tools が既にインストールされてるので、デスクトップにファイルをドロップすればファイルが渡せる。DOS と違って楽!!
ダウンロードした ensw9xup.exe をVMware の画面にドロップし、自己解凍し、Setupex.exe を実行してサウンドドライバをインストールする。
ダイヤログがでるが OK を数回クリック

Windows95 のCD要求
C:\WIN95 を指定してやればよい
Vmwpwin95aj088

Vmwpwin95aj091
再起動は後回し

下記サイトから eapci2m.ecw をダウンロードする。

Ectiva サイトの Products-EV1938 ページ

ダウンロードした eapci2m.ecw を、\windows\systemフォルダにコピー。
Vmwpwin95aj095

再起動。

懐かしい起動音がでてエラー表示もなし。



次に DirectX-8.0a をインストールする。
これも Windows95 で使えるのはこのバージョンまでらしい。
下記サイト等からダウンロード

http://www.falconfly.de/directx.htm

DirectX-80.zip を解凍してできたフォルダをデスクトップにドロップ
Vmwpwin95aj097
dxsetup.exe を起動
再起動

Vmwpwin95aj099
\windows\system フォルダ内の dxdiag.exe で確認
DirectX8.0 になった。
(VirtualPC2007 のようなブルースクリーンは出ない)

これで今更ゲームはしないと思うが・・・


次にブラウザであるが Windows95 で使えるのは Internet Explorer  5.5 までのようなので

Internet Explorer 5.5 日本語版ダウンロードページ(oyasu.info さん)

から
IE5.5 インストーラ共通ファイル-メイン
IE5.5 Windows 95 / 98向けファイル-メイン
をダウンロード
解凍する。
フォルダごとドロップ
Vmwpwin95aj101
Ie5setup.exe
再起動。

InternetExplorer を起動すると接続ウィザードが始まる
自宅LANの指定でそのまま InternetExplorer が起動できる。
(仮想マシンのネットワークアダプタは共有ネットワーク NAT のままだ。)


普段使っている Firefox のインストール

FirefoxではWin95は対応OSとなっていないが、Firefox 1.5.0.x までは何とか 動作する
Firefoxの設定メモ - Amenti より)
との事なので、

OLDVERSION.com から
http://www.oldversion.com/windows/mozilla-firefox-1-5-0-12
Mozilla Firefox 1.5.0.12 をダウンロード

デスクトップにドロップして起動
Firefox をインストール
最後にエラーが出るのは VirtualPC と同じ、インストールはできている。
エラーは閉じるをクリック

Firefox を起動
メニュー表示が英語なので

softelメモ [Firefox] 英語版Firefoxを日本語化する方法 を参照して日本語化した。

http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/[Firefoxのバージョン]/win32/xpi/ja.xpi

から Japanese Language Pack をインストール。

Firefox を再起動して about:config をアドレス欄にいれ
Vmwpwin95aj108
general.useragent.locale 行でダブルクリック
ja に変更する
Firefox を再起動するとメニューが日本語になる


昔はOSのインストールはすごく手間がかかり、実機なので読み込みも遅いし、
OSの変更の途中でトラブルと、本や雑誌を参考にしたりして大変だった。
ブロードバンド回線も無く。電話回線で従量制だったので、自由に検索なんてできず。

最近はネットで情報がすぐ検索できて、こういうマイナーな事柄でも、個人のブログ等で紹介され、
いちいち自分で覚書を記録しなくてもいいのかもしれない・・・

2014年11月19日 (水)

VMwarePlayer で MS-DOS を

11月19日 晴れ

VMwarePlayer で、ゲストOS として Windows10 Technical Preview版等を試しにインストールして使い勝手を見たりしているが、
(10より7の方がいい。まだ不確定だが。8はダメダメ。)
一応 DOS も動くようなので、試すことにする。

VMwarePlayer を起動し
(今回使用バージョンは 6.0.4 でホストOS は Windows7-64bit)

新規仮想マシンの作成
後で OS をインストール
その他のゲスト OS で MS-DOS バージョンで
仮想マシンの名前は MS-DOS6.20V
ディスク最大サイズは2GBのままでもOK (使わなければ消費されない)
完了をクリックして仮想マシンを作成する。

仮想マシン設定の編集を開き
デバイスにフロッピードライブを追加
物理フロッピーよりイメージの方が読み取りは早いので、今回はイメージで
インストールディスクの1枚目のイメージを指定して、完了。

Vmdos62v011

仮想マシンの再生をクリック

Vmdos62v003

セットアップが始まりハードディスクの領域確保とフォーマットがある。
再起動後キーボードや日本語入力設定を決めると、
C:\DOS に DOS のファイルがインストールされる。

Vmdos62v010

フローピー交換のメッセージが出るので、参照イメージを順次変えて進む。
インストール後、フロッピーを切断して再起動。

Vmdos62v018

しかし HIMEM is testing...done.  の次の行で止まってしまう。
フロッピーに緊急 boot 用のイメージをマウントして、再起動し、C:\ の config.sys と autoexec.bat に、いろいろ rem 付けて確認した。
元の config.sys と autoexec.bat を示す。(表示エディタは VZ )
Vmdos62v020
Vmdos62v021
(config.sys の最後の行に追加の POWER.EXE は CPU の使用率を抑えるプログラムでもともと MS-DOS6.20V に入ってたもの。)
調べると
EMM386.EXE 126046 bite 93-12-06 6:20 を読み込む行が障害になっているようだ。
検索すると VMware と 古いバージョンの EMM386.EXE はあわないらしい。
EMM386 のバージョンが 4.48 以前だとだめらしいとのこと。
上記の今回使用した EMMのバージョンは 4.49 であったが動かなかった。
もっと新しいバージョンの DOS の EMM386 か Windows95 以降の EMM386 を使えとのこと。
前に作ってあった VirtualPC 内 の Windows95b から下記の EMM386 をコピーして取り出した。
EMM386.EXE 136631 bite 96-09-05 11:11 (バージョン 4.95)
これに入れ換えると動くようになった。
MemMaker を使って、メモリを最適化。
CD ROM が使えるようにドライバをいれる。MTMCDAI.SYS
マウスが使えるようドライバを入れる。MOUSE.COM MOUSEDRV.INI
修正後の config.sys と autoexec.bat
Vmdos62v032
Vmdos62v033

Vmdos62v036
メモリを見るといろいろ全部入れてるので、HMA や UMB を使ってるのに空きメモリはさほど広くはない。

ゲームするなら msime 関連は不要なのでそれらを rem 化して起動したときはもう少し広くなる。
Vmdos62v038

US モードの config.sys と autoexec.bat も手直しすると、(CDとマウス追加)
(表示エディタは NEED )
Vmdos62v042
Vmdos62v043

日本語モードより更に空きメモリは広い。
Vmdos62v040

とりあえず、システム起動までの覚書として記す。
ゲーム起動や、ジョイスティック動作については、後日に。

追加:VMwareplayer の DOS では、全く音が出ない、USBジョイスティックが使えないことが判明。
Apache longbow をインストールしていろいろ設定変えてみたが、ダメなことを確認した。
DOS のゲームには向かないことがわかった。